カランコロン♪
あら、いらっしゃい。元気しとった?「ドアベル」だわさ。
今日はしっかりと雨降り。あ〜野菜の水やりせんでいいから、助かるわ~。
今日は、桃が主役の話だに。
いつもは素材を料理したり、加工していただくところだけど、桃は別。
剥いて切って食べるだけだけど、私はこれが一番贅沢な食べ方だと思っとるの。
桃の剥き方はいろいろあると思うけど、
ウチは、きれいに剥けるようにちょっと熟れるまで2日ぐらい待って、
完熟状態にしてから食べるよ。
缶詰に入っているような、半円のきれいな白桃の形に剥くのは無理だけど、
桃の皮の縦線のところに少しだけ包丁で切り目を入れ、
皮をつまんでゆ〜っくりと慎重に手前に引けば、
自然とつるりと皮が剥けるわね。
全部きれいに皮がむけると、2日待ったかいがあったわあと思うわ。
熟れ具合によっては手に入った当日でもきれいに剥ける場合があるよ。
桃の様子を見ながらベストな剥き日を判断してね。
桃の下になっている面が少し柔らかくなりはじめてきたら
剥き時かもしれんね。
真ん中に種があるから、これを避けながら斜めに包丁で切っていくよ。
すぐに色が変わってしまうから、細かく切らずに大きくすばやく乱切りするといいに。
種のまわりの少し身が残ったところはどうするか。
そりゃあ切っている者の特典、味見がてらかぶりつくに決まっとるわさ。
種のまわりを食べただけでジューシーで美味しければ、
切り身はどんなにおいしいか想像がつくってもんだわね。
さてさて全部切り終えたなら、急いで食卓へ。
色が変わらないうちに美味しく召し上がれ。
あ〜書いていたら、また食べたくなってきた。
真夏の桃は本当に美味しいからぜひみんなも食べてみてね。
今日も来てくれてありがと。また来てね~。
カランコロン♪